川田工業、新入社員向け【足場安全研修】報告(2025年5月実施)
川田工業は、2025年5月23日に株式会社杉孝【SUGIKO】の佐倉機材センター(千葉県佐倉市)にて、橋梁・鉄構・建築の3事業部で工事部部門配属となった新入社員を対象に、安全意識向上と建設現場における安全確保への理解促進を目的とした「足場安全研修」を実施しました。
本研修には3事業部合計20名の新入社員が参加し、SUGIKOの指導のもと、建設現場における安全の重要性を肌で感じ、実践的な知識と技術を習得する貴重な機会となりました。









【座学】足場の基礎知識と安全の重要性
座学では、足場の種類や組み立て時の安全ルール、そして高所作業における墜落・転落災害が労働災害の中で最も多いという現状について学びました。
労働安全衛生法に基づいた手すりや安全ネットの設置の重要性を理解し、自身の安全確保が高所作業における基本であるとともに、周囲の作業員の安全にもつながることを認識しました。


【実演】足場の組み立て・解体実践研修
足場の組み立て・解体研修では、2グループに分かれ、吊り足場、枠組み足場、くさび緊結式足場の3種類の足場の組み立てから解体までを体験しました。
実践的な研修を通じて、足場作業の安全性と効率性を両立させるための技術とチームワークの重要性を学びました。



【実演】VRによる危険体感訓練
VRを用いた危険体感訓練では、橋梁現場の20mの高さの足場での作業をシミュレーションし、足場板を踏み外して落下する状況をリアルに体験しました。


【実演】ハーネス訓練
安全帯を着用した状態で吊られる体験を通じて、正しい装着方法とその重要性を体感しました。


川田工業は、このような研修を通じて、新入社員の安全意識の向上と技術力の強化を図り、「安心で快適な生活環境の創造」の実現を目指してまいります。
SUGIKO ご紹介

SUGIKOは、1955年設立(創業1953年)、神奈川県横浜市に本社を置く仮設機材のレンタル・コンサルティング企業です。主力製品は、安全性と効率性を追求したくさび緊結式足場「アルバトロス」。建設現場の安全を最重要視し、安全サービスや危険体感訓練を提供。一部機材センターは仮設工業会「機材管理モデル工場」に認定され、足場安全教育にも力を入れています。国内多数の拠点に加え、ベトナムにも進出し、グローバルに事業を展開されています。
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