水・廃棄物等の削減

品質・環境方針

建設関連事業を担う川田工業株式会社は、社会インフラを支える企業として、持続可能な社会の実現に貢献するため、品質と環境に配慮した事業活動を推進しています。その指針として、以下の品質・環境方針を定め、継続的な改善に取り組んでまいります。 

品質・環境方針

当社は、グループ理念及び行動指針を踏まえ、品質・環境マネジメントシステムを実施し、継続的改善に取り組みます。
品質目標、環境目標を定め、それらを実行・レビューし、また、法令及びその他同意する要求事項を遵守します。

【品質】
〔高い品質と顧客満足〕
私たちは、高い品質をもってお客様に満足していただくことを最優先とします。社員一人ひとりがお客様の視点に立って誠実に行動し、製品を購入される方、製品を使用される方、すべてのお客様の期待に応える品質を提供します。

【環境】
〔環境保全〕
私たちは、企業の社会的責任を果たす活動の一環として、環境保全活動を推進します。事業活動と環境保全活動を一体のものとして、企業としてなすべきこと、社員一人ひとりが出来る事を考え、地球環境の負荷軽減に向けて継続的に取り組みます。


  • 1,環境負荷の少ない技術・製品の提案・開発に取り組みます。
  • 2,CO2等、温室効果ガスの削減に取り組みます。
  • 3,省エネルギー・省資源に取り組みます。
  • 4,汚染の予防に取り組みます。
  • 5,廃棄物の削減と分別に取り組みます。
  • 6,水資源の効率的な利用による使用量の削減に取り組みます。

2007年5月1日策定
2025年 2月1日 改訂(3)
川田工業株式会社
代表取締役社長 川田忠裕

水資源

KTI川田グループは、重要課題(マテリアリティ)の一つとして「地球環境への貢献」を掲げ、その重点課題として「自然資本・生物多様性への積極的な貢献」を設定しています。建設分野は、大規模な生産工場や数多くの工事現場を有し、事業活動において水を使用しています。限りある資源である水を大切に利用するため、環境負荷や地域社会への影響を最小限に抑えつつ、効率的な水資源の利用を目指し、積極的に水使用量の削減に取り組んでまいります。

水使用量の削減に向けた取組み

KTI川田グループでは、水使用量の削減に向けて様々な取組みを実施しています。

  • 【川田工業株式会社における水使用量の削減に向けた取組みの例】

    ・節水型水冷架台の導入
    鋼構造物製作における溶接作業で使用する水冷架台に、節水効果の高い循環式の設備を導入しています。従来の開放式水冷架台では、冷却に使用した水をそのまま排出していましたが、新しい設備では、一度使用した水をタンクに貯めてポンプで循環させ、再利用する仕組みを採用しています。これにより、水の排出を大幅に削減し、必要な量の水を効率的に使用することが可能になりました。

    ・水循環式トイレの設置
    工事現場などで使用する仮設トイレに、環境に配慮した水循環式エコトイレを積極的に採用しています。このトイレは、排泄物をバクテリアなどの微生物で分解し、循環システムを通して一度使用した水を洗浄水として再利用する仕組みです。従来の仮設トイレと比較して大幅な節水効果があり、水資源の有効活用に貢献します。また、排水を外部に一切放出しないため、周辺環境の保全にもつながります。

水ストレス地域での事業活動

World Resource Institute(世界資源研究所)の「Aqueduct Water Risk Atlas」を使用して確認した結果、2024年12月時点において、水ストレスが「極めて高い」または「高い」地域に所在する拠点はございませんでした。

※ 建設関連事業を担う川田工業株式会社および川田建設株式会社における5つ全ての生産工場について確認

水質/水量に関する法令違反の発生状況

水質/水量に関する法令違反件数は以下のとおりです。

  • 2020年0件
  • 2021年0件
  • 2022年0件
  • 2023年0件
  • 2024年0件

※ 建設関連事業を担う川田工業株式会社および川田建設株式会社における生産工場と工事現場を対象

汚染・廃棄物・その他資源

KTI川田グループは、重要課題(マテリアリティ)の一つとして「地球環境への貢献」を掲げ、その重点課題として「自然資本・生物多様性への積極的な貢献」と「循環型経済・社会形成への積極的な貢献」を設定しています。建設分野においては、事業活動に伴い汚染物質や建設廃棄物等が発生します。当社グループは、これらの課題に対し、企業活動全般において汚染の予防、廃棄物の削減、資源の効率的な使用を推進することにより、環境負荷の低減と地域社会への貢献に努めてまいります。

汚染防止に関する目標設定

建設関連事業を担う川田工業株式会社では、2024年度品質環境管理計画の中で「環境事故ゼロ」を目標として掲げています。 

環境マネジメントシステム

建設関連事業を担う川田工業株式会社および川田建設株式会社の全事業所(100%)においてISO 14001の認証を 取得しています。

環境マネジメントシステム

廃棄物の排出量

建設関連事業を担う川田工業株式会社の全生産工場では、PRTR法を遵守し、事業活動によって排出される指定化学物質を適切に管理・報告しています。
過去3年間の指定化学物質排出量は下表のとおりです。

化学物質量

環境関連の罰金・処罰

環境関連の罰金・処罰の件数は以下のとおりです。

  • 2020年0件
  • 2021年0件
  • 2022年0件
  • 2023年0件
  • 2024年0件

※ 建設関連事業を担う川田工業株式会社および川田建設株式会社における生産工場と工事現場を対象

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