マテリアリティ(重要課題)

私たちKTI川田グループは、2023年3月に組織としての持続可能性に関わる最も重要な課題(マテリアリティ)を特定しました。

KTI川田グループは、近年になってより重要度を高めている様々なサステナビリティ課題に取り組むため、2021年10月にサステナビリティ委員会を設置し、2022年3月にはサステナビリティ基本方針を制定しております。

そして2023年3月に、以下の通りKTI川田グループの「マテリアリティ(重要課題)」を特定いたしました。

KTI川田グループのマテリアリティ

マテリアリティの定義

企業経営と社会課題の長期基調(事業環境や社会・地球的課題の長期予想・ビジョンを検討し、そこで見えてきた様々なリスクと機会)」、「業界特性 果たすべき役割(業界としての役割期待や社会的使命)」、そして改めて見つめ直した「企業理念・価値観」の共通部分を、組織としての持続可能性に関わる最も重要な課題(マテリアリティ)と定義しております。

マテリアリティの定義
KTI川田グループにおける、マテリアリティの定義

KTI川田グループのマテリアリティ

マテリアリティと、それに紐づく重点課題を以下の通り策定いたしました。

KTI川田グループのマテリアリティと重点課題

マテリアリティ 重点課題
【A】技術による社会課題の解決
  • 自然災害や通信障害に強いインフラ構築と社会のレジリエンスの強化
  • 製品・サービスの安全・品質管理の徹底
  • 技術革新と規制改革への対応
  • 感染症対策の徹底
【B】地球環境の保全・改善
  • 地球温暖化対策の推進
  • 生物多様性と地球環境の保全
  • 持続可能性を重視したエネルギー・天然資源の活用
  • 循環型経済・社会の形成
【C】安心で公正な労働環境の整備
  • 社会・技術インフラを支える人財育成とテクノロジー開発
  • 人権尊重経営の徹底
  • ダイバーシティ&インクルージョンの追求
  • 従業員が働きやすい職場環境整備
【D】企業倫理とコーポレートガバナンスの遵守
  • コーポレートガバナンス体制の強化
  • 法令遵守・コンプライアンス、企業倫理、腐敗行為防止
  • リスク管理・BCP強化
  • 情報管理・プライバシー保護
【E】ステークホルダーとの価値共創
  • 地域社会への貢献
  • ステークホルダーとの関係強化


各種社会課題のリスクと機会の重要性と優先順位づけをしたのが以下のマテリアリティマップとなります。

マテリアリティマップ
KTI川田グループのマテリアリティマップ


今後は、TCFD提言に則した気候変動関連財務情報の開示や人権を尊重した経営の強化など、特定した重点課題への対策を進めて参ります。

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