重要課題(マテリアリティ)

制定:2024年3月14日
更新:2024年6月11日

企業の持続可能性に関わる重要課題(マテリアリティ)の特定について

KTI川田グループは、近年になってより重要度を高めている様々なサステナビリティ課題に取り組むため、2021年10月にサステナビリティ委員会を設置し、2022年3月にはサステナビリティ基本方針を制定しております。

これに基づき、以下の通りKTI川田グループの「重要課題(マテリアリティ)」を特定しています。

KTI川田グループの重要課題(マテリアリティ)

重要課題(マテリアリティ)における検討要素

企業経営と社会課題の長期基調(事業環境や社会・地球的課題の長期予想・ビジョンを検討し、そこで見えてきた様々なリスクと機会)」、「業界特性 果たすべき役割(業界としての役割期待や社会的使命)」、そして改めて見つめ直した「企業理念・価値観」の共通部分を、組織としての持続可能性に関わる重要課題(マテリアリティ)と考えております。

重要課題(マテリアリティ)における検討要素
重要課題(マテリアリティ)における検討要素

KTI川田グループの重要課題(マテリアリティ)

マテリアリティ 重点課題 考え方
【A】技術による社会課題の解決 レジリエントなインフラの開発 自然災害や緊急事態に立ち向かうために、持続可能なインフラの開発に技術力を注ぎ、社会のレジリエンスを高めます。
全方位的な安全・品質管理体制の強化 すべてのステークホルダーの安全と快適さを提供するため、感染症対策を含む安全・品質管理体制の更なる強化を図ります。
技術革新と規制改革への対応 生産性の向上、高齢化社会への対応、そして環境問題への対応を図るため、革新的な技術開発を進め、それに伴う規制改革に積極的に対応します。
【B】地球環境への貢献 気候変動問題への積極的な貢献 温室効果ガスの削減、持続可能なエネルギー源への転換などを通じて、気候変動問題に積極的に貢献します。
自然資本・生物多様性問題への積極的な貢献 生物多様性の保全と向上を通じて生態系のバランスを維持し、種の保全に積極的に貢献します。
循環型経済・社会の形成への積極的な貢献 資源の再利用、廃棄物の削減、製品ライフサイクルの最適化を通じて、経済活動だけでなく社会全体における循環性の向上に積極的に貢献します。
【C】安心で公正な労働環境の整備 人的資本経営の徹底 従業員の多様性を尊重し、それぞれの能力と意欲を最大限に引き出す人的資本経営を推進し、誰もが活躍できる職場環境の実現を目指します。
人権尊重経営の徹底 従業員、取引先、顧客、地域社会を含むすべてのステークホルダーの人権を尊重し、人権侵害の是正・苦情処理メカニズムの構築の実現と包摂的な社会づくりを目指します。
【D】企業倫理とコーポレートガバナンスの遵守 コーポレートガバナンス体制の強化 企業経営の透明性や公正性を高め、企業の持続的な成長や価値の向上のため、コーポレートガバナンス体制の強化を目指します。
コンプライアンスと倫理経営の推進 全社員が高い倫理観を持って行動する企業文化・風土を醸成するため、腐敗行為防止策などをはじめとする法令遵守・企業倫理の推進を目指します。
リスクと情報管理の最適化 企業運営の安定性と透明性を向上させるため、BCPの策定などのリスク管理体制とプライバシー保護・情報セキュリティなどの情報管理体制の最適化を目指します。
【E】ステークホルダーとの価値共創 地域社会への貢献 教育支援、地域イベントの後援、環境保全活動など地域社会と積極的に協働し、地域の発展を目指します。
ステークホルダーとの関係強化 お客様、パートナー、地域社会などすべてのステークホルダーとの相互理解を図る取り組みを進め、より強固な信頼関係の構築を目指します。



今後は、指標に基づく成果のモニタリングを継続的に実施して参ります。

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