カワダロボティクス、はこだて未来大学と電気通信大学で講演
カワダロボティクスでは、ロボットとその技術開発に携わる魅力を理解していただくため、各種業界団体のセミナーなどで講演を行っております。
今回、当社の企画部特機課に所属する社員2名が外部講師として、それぞれの出身大学で行った講演についてご紹介いたします。
<はこだて未来大学における講義>
2019年7月3日、公立はこだて未来大学において、企画部特機課の力石課員が、同大学システム情報科学部の1~3年生約230人を対象に講演を行いました。
力石課員は、同大学・大学院の卒業生で、函館観光PRを目的としたイカ型ロボット「IKABO」の製作や、ロボット・トライアスロンへの参加など学生時代からロボット開発を行っていました。

今回の講演は、力石課員が学生時代に受講していたロボティクス概論講義である「ロボットの科学技術」の授業として行われました。
産業用ロボットと協働ロボットの違い、人と協働して働くロボットNEXTAGEの特徴、導入事例、ロボットエンジニアの実際の仕事などについて、卒業生であり現在はカワダロボティクスのエンジニアという製品開発の立場からお話ししました。
学生の皆さんは真剣に講義を聞き、NEXTAGEが双腕型である理由から、NEXTAGEにおけるマーカー認識の仕組みやティーチングの方法など、ソフトウェアに強い大学ならではの質問で盛り上がりました。
<電気通信大学における講義>
2019年7月24日、電気通信大学において、企画部特機課の寺崎主任が講演を行いました。同大学機械知能システム学専攻の3年生向け講義「機構要素設計」の特別講演会「人生設計第一」というテーマで、約130人の学生が参加しました。
同大学は寺崎主任の母校で、電気通信大学に進学した動機やロボコンのサークル活動、研究室選びのような在学生が興味をもつお話にはじまり、仕事のキャリアパスとしてロボットの現場導入支援、展示会のデモ作成、国の委託業務による海外プロジェクトでフランス駐在所における市場調査など、様々な業務の実体験についてお話ししました。

就職・進学を控えた学部3年生には、失敗談に基づく自己分析の重要性などが印象に残ったようで、講演後の感想で多くの意見を持っていただいたことがわかり、進学相談や就職活動に関する質問も多く、人生設計に対する意欲を強く感じました。
寺崎主任は、サークル活動で数々のロボコンで活躍し、卒業後の今でも趣味として参加を続けています。ロボコンでメカトロニクスの経験を積んだこと、サークルでの展示活動や海外留学など、学生時代の経験が仕事とオーバーラップする部分などは、学生の皆さんが共感を抱いていただける内容でした。
卒業生であり好きなことを仕事にしている寺崎主任の講義は、後輩にとって望ましいエンジニアのロールモデルとして人生設計のヒントとなったようです。
カワダロボティクスでは、SDGs(国連の持続可能な開発目標)の下記項目に貢献するため、今後もこのような機会を通じて、ロボットの魅力や可能性を伝えてまいります。



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