川田工業と川田建設が「第10回 ART&ENGINEERING 架け橋プロジェクト2025 成果発表会」に出展
川田工業と川田建設は、2025年11月28日に熊本県立宇土中学校で行われた「第10回ART&ENGINEERING 架け橋プロジェクト2025 成果発表会」の土木インフラ企画展示ブースに出展しました。
ART&ENGINEERING 架け橋プロジェクトとは
熊本県立併設型中高一貫教育校(宇土中学校、八代中学校、玉名高校付附属中学校)3校の中学3年生を対象にした、美術の授業と土木工学のコラボレーションを実現する教科横断型教育・STEAM教育(統合学習)の実践プログラムで、今年で10回目を迎えました。学生たちは、ペーパーブリッジを制作する過程で「安全性」「経済性」「デザイン性」という3つのテーマに取り組みます。
当日は、3校の3年生270名が集まり、美術の授業で制作した「ペーパーブリッジ」の成果発表が行われました。
プレゼンテーション
はじめにプレゼンテーションが行われ、各校代表の3班ずつ、自分たちで考えたオリジナルの橋について発表しました。
各班とも、橋の設計の工夫や構造についてはもちろん、命名の由来やデザインのポイント、もたらされる効果などを熱心に発表し、まさにARTとENGINEERINGがかけあわさったプレゼンテーションを展開していました。
載荷コンテスト
つぎに3校全24班でのペーパーブリッジの「載荷実験」が行われました。これは、ペーパーブリッジがナット16個(合計2kg)の荷重に耐えられる構造であるかの実験で、今回は、すべての班がこの実験に成功するという優秀な結果となりました。
続いての「耐荷力実験」では、各班一斉にナットを4個ずつ積載していく実験を行いました。どの班も大健闘したため、途中ナットが足りなくなるうれしいアクシデントもありながら各班熱戦を繰り広げた結果、宇土中学校3班の橋が60個(約7.5kg)の荷重に耐え抜き、優勝しました。
土木インフラ企画展示ブースの見学
成果発表後は、土木インフラ企画展示ブースでの見学が行われました。今回は、当社を含む産学官の8団体※がブースを出展し、学生たちを迎えました。
川田工業、川田建設のブースにもたくさんの学生が訪れ、KAWADAが携わった橋についてパネルや映像を使った説明、オリジナルグッズの配布などで賑わいました。
両方の展示を見た学生から、「川田工業の『鉄の橋』と、川田建設の『コンクリートの橋』...結局どっちの橋が強いんですか?」といった質問があがるなど、このプロジェクトを通じて学生たちの橋への関心が高まっていることがうかがえました。
※参加団体(順不同・敬称略):
熊本大学 くまもと水循環・減災研究教育センター、熊本県知事公室危機管理防災課、熊本地震震災ミュージアム(熊本県観光文化部観光文化政策課)、熊本県土木部、国土交通省九州地方整備局熊本河川国道事務所、NEXCO西日本高速道路(株)九州支社 熊本高速道路事務所、川田工業、川田建設
川田グループは、「For the NEXT Generation」活動の一環として、未来を担う若者を応援します。
関連サイト
- 熊本県立宇土中学校
https://uto-sh.com/ - 熊本県立八代中学校
https://yatsushirohighschool.com/ms/ - 熊本県立玉名高等学校附属中学校
https://sh.higo.ed.jp/tamana/ - 川田工業
https://www.kawada.co.jp/ - 川田建設
https://www.kawadaken.co.jp/
<関連するSDGs目標>
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