川田テクノロジーズ、NEXTAGE Fillie 欧州初披露
川田テクノロジーズは、2024 年 5 月 30 日から 31 日にかけて、スイスのジュネーブ国際会議センター で開催された国連の専門機関である ITU(国際電気通信連合)が主催する「AI for Good Global Summit 2024」に参加しました。

AI for Good Global Summitとは...
国連の情報通信技術に関する専門機関であるITU<主催の、政府、産業界、学術界、メディア、37<の国連関係機関、そしてACM<(米国コンピュータ情報学会)、XPRIZE財団をパートナーとして結集したAIに関する国際的なイベントです。
開催の背景は、ITUや国連が、近年急速な進歩を遂げるAIが社会的課題を解決し、国連が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)の実現を加速させる大きな可能性を秘めていると捉えているからで、世界中の人々の生活を向上させるために、AIをどのように活用するか、教育・医療・健康福祉・商業・農業・宇宙など幅広い分野における活発な議論や、産学官連携によるプロジェクトの生成を通じて、SDGs実現を加速させるAIの実用化を目指しています。
(引用元 https://www.ttc.or.jp/publications/ai-good-global-summit)

写真右「NEXTAGE Fillie」の左奥に操作者
川田テクノロジーズは、このサミットに、カワダロボティクス社製の<NEXTAGEシリーズ<の最新機種であるNEXTAGE Fillie(ネクステージ フィリー)を展示しました。2023年の国際ロボット展でITUの方から招待されたことがきっかけで、今回のサミット参加が実現し、NEXTAGE Fillieを欧州で初めて披露する貴重な機会となりました。
展示では、NEXTAGE Fillieを遠隔操作し、抹茶を点てるデモンストレーションを行いました。VRゴーグルデバイスと触覚フィードバックができる3次元操作デバイスを使用して、異なる文化の人々が遠隔ロボットを通して新たな体験を共有することをコンセプトとしました。
展示期間中、ロボットのデザインや動作が注目を浴び、デモを見るために多くの来場者が立ち止まり、説明を聞いてくれました。特に欧州の研究者や国連関連の方々が関心を持たれ、ヒト型かつ高精度なNEXTAGEシリーズをアピールすることができました。
日本を代表する文化の一つである「抹茶」をきっかけとして、幅広い方々に興味を持っていただき、今後NEXTAGEシリーズが多方面の市場で受け入れられることが期待される出展となりました。
川田グループは、これからもグループ理念である「安心で快適な生活環境の創造」を実現し続ける企業として、社会に貢献してまいります。
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