2024/01/15 社会 コミュニケーション

カワダロボティクス社製NEXTAGE、理化学研究所「SPring-8」で活躍中《前編》



川田テクノロジーズ、川田工業カワダロボティクス の社長である川田忠裕が、カワダロボティクス社製NEXTAGEを導入いただいている国立研究開発法人 理化学研究所 放射光科学研究センター(兵庫県佐用郡)を訪問しました。
同センターでの大型放射光施設「SPring-8」では放射光を利用した最先端研究が行われ、NEXTAGEもその一端を担っています。

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石川哲也先生(右)と川田社長



SPring-8 とは

SPring-8(スプリング-エイト)とは、兵庫県の播磨科学公園都市にある世界最高性能の放射光を生み出すことができる大型放射光施設です。
放射光とは、電子を光とほぼ等しい速度まで加速し、磁石によって進行方向を曲げた時に発生する、細く強力な電磁波のことです。
SPring-8では、この放射光を用いてナノテクノロジー、バイオテクノロジーや産業利用まで幅広い研究が行われています。SPring-8の名前はSuper Photon ring-8 GeV(80億電子ボルト)に由来しています。
SPring-8は国内外の産学官の研究者等に開かれた共同利用施設であり、平成9年より放射光を大学、公的研究機関や企業等のユーザーに提供しています。課題申請などの手続きを行い、採択されれば、誰でも利用することができます。

(参照:http://www.spring8.or.jp/ja/about_us/whats_sp8/



「SPring-8」は、放射光を利用した最先端の研究をしている世界屈指の施設です。
その中で、私たち川田グループが提供している製品・サービスである「NEXTAGE」が活躍していることを誇らしく感じています。

現地では、放射光科学研究センターのセンター長である石川哲也先生から貴重なお話を伺うことができました。

石川先生によると、「NEXTAGEは双腕のヒト型ロボットであるため、多くのポテンシャルを感じるとともに、双腕である特性を活かすロジックを導き出し、ヒトの作業をロボットに置き換えるだけにとどまらない、新しいシークエンスを構築する必要がある」と感じられているそうです。

詳しくは、カワダロボティクス社製NEXTAGE、理化学研究所「SPring-8」で活躍中《後編》 でご紹介します!

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「SPring-8」の関係者の皆さま(右側4名)と弊社側からの訪問者(左側4名)



関連情報

理化学研究所 放射光科学研究センター
SPring-8
カワダロボティクス NEXTAGE特設サイト
川田技報 Vol.43(2024年1月発行)
グラビアと特集にSPring-8で活躍するNEXTAGEが掲載されています。
Pen+(ペン・プラス) 日本の科学技術を支える、SPring-8 のこれから。
メディアハウスムック 2023年2月24日発行、記事「ロボット化や自動化が進む、4つのビームライン」でNEXTAGEが紹介されています。



<関連するSDGs目標>

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