川田工業、福岡県北九州市の春の町跨線橋で現場見学会と大ブロック一括架設見学会を開催
11月16日、福岡県北九州市八幡(やはた)にある一般国道3号黒崎バイパス春の町跨線橋において近隣の住民など約280名の方を迎え、現場見学会が開催されました。
この見学会は、11月30日の大ブロック一括架設の現場見学会のプレイベントとして、川田工業主催、黒崎バイパス連絡協議会のご協賛、一般社団法人ツタワルドボクのご協力のもと行いました。

春の町ランプは、黒崎バイパスの一部で延長約600mの高架橋となっています。
そのランプを構成する春の町跨線橋は、黒崎バイパスと国道3号線をつなぐために北九州都市高速道路とJR鹿児島本線を跨(また)ぎます。
見学会会場に訪れた多くの方が、大ブロック一括架設に使用する1250t吊の巨大クレーンを見上げ、地上から60mの高さに驚き、写真に収められていました。


見学会場内は、6つの体験コーナーが設けられ、見学者が体験をすると、入場時にもらえる用紙にスタッフがスタンプを押すスタンプラリーになっています。
(以下、6つの体験コーナー)
・巨大クレーンの前で撮影大会
・巨大クレーンの見学と操縦体験
・高所作業車(初級10m)体験
・高所作業車(上級20m)体験
・高力ボルト締付体験
・願いの絵馬記入




願いの絵馬記入コーナーで記入していただいた絵馬は、11月30日の架設時に大ブロックに乗せ、橋と共に願いをかけます。
北九州の利便性・快適性・経済を支える橋を「かける」、工事の安全と市民の願いを「かける」ことから、11月30日の架設見学会のテーマを「かける北九州」としました。
「絵馬を入れた橋桁の架設を目の前で見学することで、橋が作り上げられていく現場を自分ごととしてとらえていただきたい」という意図を持った取り組みでもあります。


・八幡駅前のジオラマや、大型のクレーン模型を置いた展示小屋
・焼きたてのたこ焼きが食べられるコーナー
など、楽しんでいただける催しを多数用意しました。
11月30日の大ブロック一括架設現場見学会は、川田工業主催、一般社団法人ツタワルドボクご協力のもと行いました。

見学者の方には願いを絵馬に書いていただいたほか、春の町跨線橋の現場紹介動画を見ていただきました。
19時30分からは豊山八幡神社の神主さまによって絵馬にかけた願いの成就と工事の安全を祈願していただきました。
神事の後、見学者の方からの「ご安全に!」「がんばって!」という声援を受けながら作業員は現場へと送り出されました。


大型ビジョンに架設の作業風景が映し出され、20時から川田工業の社員と一般社団法人ツタワルドボクの職員の方の軽快なトークによる橋に関する説明が行われました。
見学者の方は説明を見聞きしながら、架設作業を見守られました。




巨大クレーンによる大ブロック架設は約1時間半で無事終了し、見学者から大きな拍手が沸き起こりました。
後に現場を担当した社員は「見学者の皆さまにかけていただいた声援や拍手はこの上ない経験でした」と感慨深く振り返っていました。
川田工業では、SDGs(下記の目標)に貢献すべく、近隣の皆さまをお招きした見学会を通じて橋梁や建設業への理解を深めていただくことに協力してまいります。




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