福島県で小学生を招いて旧橋屋橋の撤去工事見学会を開催
2018年11月9日、福島県耶麻郡西会津町にある町道野沢柴崎線の橋屋橋旧橋撤去工事において、近隣にある高郷小学校の5年生、および引率の先生の計10名を招いて、発注者である福島県喜多方建設事務所主催による見学会が開催されました。

旧橋は架設から40年近くがたち老朽化しているうえに幅員が狭く、車のすれ違いができない状態でした。協三工業・川田工業JVが製作、架設工事を行い新橋が完成しました。
2018年4月に新橋が供用されたことに伴い、現在、川田工業により旧橋の撤去工事が進められています。
見学会は、福島県喜多方建設事務所の方の挨拶から始まり、パネルを使った撤去工事の概要説明を行っていただきました。 その後、旧橋屋橋の撤去工事作業現場に向かいました。


旧橋の橋梁形状はトラスドランガー桁橋です。アーチリブの圧縮力と補剛桁の曲げ鋼性で車両などの荷重を支えていました。


旧橋の撤去の手順は、まず合成鈑桁を撤去した後、鉄塔設備を組み立てます。
鉄塔塔頂部にケーブルワイヤーを張りキャリアを付け、床版や橋桁を撤去します。
見学者はクレーン操作をする小屋の中に入りきらないため、2グループに分かれて撤去作業を見学しました。


撤去作業の見学を終えると別のグループと交代し、次は橋のドローン撮影を見学しました。小学生の皆さんはモニターに映る空撮映像の中に自分たちを見て、楽しそうに手を振っていました。


2グループとも見学が終わるとドローンを飛ばして集合写真を撮影しました。
整列し、パネルを空に向かって高く掲げます。

最後は当グループ社員より記念品のお土産が渡され、見学に来た小学生の皆さま全員から「ありがとうございました」とお礼の言葉をいただきました。
機会があれば皆さまもぜひ、工事現場の見学会にご参加ください。
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