カワダロボティクス、東北大学の学生対象の見学会を開催
カワダロボティクスでは、2018年9月3日、栃木県芳賀町の栃木事業所に東北大学の学生31名を招き、見学会を開催しました。
本見学会は、東北大学工学部機械知能・航空工学科ロボティクスコースの学外授業の一環として、依頼を受けて実施しました。
見学会は、座学とデモの二部構成で実施しました。
前半の座学では、過去20年におけるロボット技術の進歩と今後の可能性についての解説と、当社の事業と実績の紹介を行いました。
当社の紹介では、川田グループのロボット技術開発の変遷、従来型の産業用ロボットと当社が取り組む協働型ロボットとの違い、そして当社の「NEXTAGE(ネクステージ)」の企業導入事例などについて、動画を交えて紹介しました。
後半は、研究開発用ヒューマノイドロボット「HRP-2 PROMET(プロメテ)」と、人と共存して働くヒト型ロボット「NEXTAGE」のロボットデモを行いました。
「HRP-2 PROMET」は自力で立ち上がる動きや伝統芸能の踊りを披露し、「NEXTAGE」はパネルはめ込みや工具を使ったネジ止め作業などを行いました。
デモ中には、当社の技術者が、ロボットの詳しい構造や開発上の工夫を織り交ぜた解説をしたことで、見るだけではわからないロボット開発の面白さや楽しさが、学生たちに伝わったようでした。
デモ終了後は学生だけでなく、先生方からも質問が相次ぎ、会場は大いに盛り上がりました。
質問内容も、可搬重量や作業スピード、デザインから、画像認識機能、現場での活用事例、競合他社のロボットとの違い、今後の方向性といった踏み込んだものまで、理系の学生らしい専門的なものが多く出されました。
当初の予定時間を30分以上過ぎた後も、熱心な質問が続き、ロボットに対する熱意が感じられる見学会となりました。
終了後はロボットとのツーショット写真を撮るなど、学生たちは終始楽しそうでした。
今回の見学会は、学生たちが進路を考える上で、貴重な体験になったのではないかと感じました。
カワダロボティクスでは、今後もこのような機会を通じて、ロボットの魅力や可能性を伝えてまいります。
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