第2四半期決算説明会と現場見学会を開催
川田テクノロジーズは、2017年11月29日に機関投資家・アナリスト向けの2018年3月期第2四半期決算説明会と高速1号羽田線(東品川桟橋・鮫洲埋立部)更新工事の現場見学会を開催し、20名の皆さまにご参加いただきました。
当日は東京都品川区の会場にて見学先の工事概要説明を行ってから、バスにて現場に移動して見学会を行い、その後会場に戻って決算説明会を行いました。


今回の見学会は、川田工業が共同企業体の構成員となっている「高速1号羽田線(東品川桟橋・鮫洲埋立部)更新工事」を選択しました。当日は現場全体が把握できるように、羽田線の事業区間と並行している京浜運河を通り、船上デッキから工事の特徴的なポイントを説明する形式をとりました。
高速1号羽田線の東品川桟橋・鮫洲埋立部は、1963(昭和38)年の開通から50年以上が経過しました。日々、点検・補修を行っていますが、過酷な使用状況や激しい腐食環境などから重大な損傷が多数発生しており、長期的な安全性を確保する観点から、構造物の更新(造り替え)が必要となりました。そのため、この区間を長期耐久性・維持管理性に優れた構造に造り替えています。また、走行安全性の向上のため、道路の幅員を17mから18.2mに変更します。
(「首都高速道路株式会社」のWebサイトより引用)

事業区間は東品川桟橋(東京都品川区東品川2丁目)から鮫洲埋立部(品川区東大井1丁目)までの1.9kmで、工期は2015年8月6日から2025年7月31日までの120か月です。
発注者は首都高速道路株式会社で、請負者は大林・清水・三井住友・東亜・青木あすなろ・川田・東骨・MMB・宮地高速1号羽田線(東品川桟橋・鮫洲埋立部)更新異工種建設工事共同企業体です。
工事は大林組を代表とする土木グループと、川田工業を代表とする鋼橋グループに分かれて行われています。
今回は鋼橋グループの主な施工場所である大井JCTアプローチ部と大井水管橋を中心に見学しました。川田工業の責任者であるプロジェクト担当部長から、会場にて工事概要を説明した後、バスで移動後、船上から工事の特徴についてガイドしました。
鋼橋グループでは、工事用の仮桟橋を設置するため、2016年6月から9月と2017年9月から12月の2回に分けて、大井JCTアプローチ部(八潮連結路)鋼桁の一部撤去を行いました。


また、2016年9月から2017年1月にかけて、大井水管橋の架け替えを行いました。京浜運河をまたぐ大井水管橋は2連のアーチ橋でしたが、更新後の1号羽田線が大井水管橋の上を通るため、アーチ橋のままでは高さ制限にかかることになりました。そこで、首都高速側の橋については、高さを低く抑えられるトラス橋に架け替えました。


天王洲の船着場から京浜運河を往復1時間かけてクルージングし、見学会は晴天に恵まれ滞りなく終了しました。

その後、バスで会場に戻り、2018年3月期第2四半期決算説明会を行いました。
説明会では、川田社長が第2四半期の業績と通期の見込みについて説明しました。決算説明の後、ご参加の皆さまからのご質問に対し、川田社長と渡邉常務から回答しました。
今回は会場の移動などでご参加の皆さまにはご足労をおかけしましたが、現場見学会と決算説明会には概ね好評をいただきました。
今後も、川田テクノロジーズは決算説明会や見学会などを通じて、ステークホルダーの皆さまとの円滑なコミュニケーションを推進してまいります。
関連情報
決算説明会
首都高速道路株式会社の高速1号羽田線東品川桟橋・鮫洲埋立部更新工事のWebサイトにて、工事概要や詳細が説明されています。
関連コンテンツ
事業に関するお問い合わせ、企業・IR情報に関するご質問はこちらより承っております。