川田グループがユーハイムに技術協力

ヒト型協働ロボット「NEXTAGE」が、ユーハイムの限定店舗でクレバーコーヒードリッパーを実演します。

【概 要】

川田テクノロジーズ株式会社(東証一部3443、東京本社:東京都北区、代表取締役社長:川田 忠裕、以下、川田テクノロジーズ)は、株式会社ユーハイム(本社:兵庫県神戸市 代表取締役社長:河本英雄、 以下、ユーハイム)が6月1日より「ミシャラク表参道」(東京都渋谷区)の一部を利用してオープンするPOP UP SHOPにて、ヒト型協働ロボット「NEXTAGE(ネクステージ)」(カワダロボティクス株式会社製)を展示し、コーヒーを淹れるデモンストレーションを行います。

これは、ユーハイムが新たに開発・発表した「オートクチュールコーヒー」の提供開始に伴い、 “クレバーコーヒードリッパーでコーヒーを淹れる”作業を、NEXTAGEが担うものです。

ミシャラク表参道にNEXTAGE
表参道に突如現れた、コーヒーを淹れるロボット「NEXTAGE」

【特 徴】

「NEXTAGE」は、ビジョン(目)と双腕を用いて人の作業を支援するために開発された汎用ロボットで、現在は主に工場などのものづくり現場に導入されています。細やかな作業ができる特性を活かし、最近は人と同じ道具を使ってコーヒーを淹れる動作など、新しい用途にも挑戦しています。

今回の実演では、バリスタの方のアドバイスをいただき、以下の3点が特徴となる「クレバーコーヒードリッパー」での抽出動作を実現しました。

  1. (1)決められた時間でお湯を注ぎきる
  2. (2)フィルタに直接お湯を当てない
  3. (3)挽いたコーヒー豆の中心にまずお湯を注ぎ、その後徐々に、まんべんなくお湯を注いでゆく
コーヒーを淹れるNEXTAGE
NEXTAGEは、バリスタの動きを再現しながらお湯を注ぎ、蒸らし、できあがったコーヒーをポットに落とすところまでを担当

また、お湯を注いでから蒸らしている間は、NEXTAGEの動作により、できあがるまでの時間の目安がお客様にも見えるような工夫をしています。

NEXTAGE
NEXTAGEが卓上のイラストの円をなぞるように指を差していくことで、待ち時間の目安がわかります

【「オートクチュールコーヒー」とは?】

ユーハイムが提案する「オートクチュールコーヒー」とは、「おいしいコーヒーを探す旅」のようなもの。同社が開発した、AIを搭載したスマートフォンの専用アプリで質問に回答することで導き出された情報をもとに、6種類のベースコーヒー(販売元:株式会社ミカフェート)の組み合わせでできる、最大441のバリエーションの中から、その時の最適な1杯を提案し、ブレンドします。 ユーハイムでは、「ミシャラク表参道」内のPOP UP SHOPにて、「オートクチュールコーヒー」を試験的に導入し、一般提供します。

【POP UP SHOPの概要】


【コラボレーションに至った背景】

ユーハイムでは、食の未来を考える取組みとして、「食のオートクチュール×テクノロジー」を提案しており、その一環として今回のPOP UP SHOPを開催する運びとなりました。 ロボットの導入については、職人技の正確な再現や、多くの人たちが子どもの頃に夢見た“ロボットと共存する世界感”を体感いただくことを目的としており、NEXTAGEの、「人と一緒に働くヒト型ロボット」というコンセプトに合致することから、今回のコラボレーションの実現に至りました。

川田グループは各事業分野における様々な課題をICTの利活用で解決することに力を入れており、この度の取組みについても、SDGsに代表される社会課題の解決の一助になればと考えております。

店内から表参道を望む
店内から表参道を望む

【本件に関わるプレスリリース】
川田テクノロジーズのプレスリリース
ユーハイムのプレスリリース


【本件に関するお問い合わせ先】
川田テクノロジーズ株式会社 広報室 koho.kti@kawada.jp
株式会社ユーハイム 広報室     press@juhheim.co.jp

【関連するSDGs目標】

SDGs

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